【親子で使えるストレスのツボ】
このページでは前回育児ストレスを感じた際の対処法を紹介しましたが、それでもイライラが収まらず負の感情が蓄積してしまう事もありますよね…
もしかするとお母さん自身の身体に疲れが溜まっていたり、お子さんも身体の発達に心の成長が追いつかず親の言うことを聞けない状態になっているのかもしれません。
そんな時に試してみて欲しいのは東洋医学に基づいたツボ刺激。
道具は使わず撫でたり揉んだりするだけでも効果がありますよ。
「ストレス」に効くツボ4種類
- 子どもに効くツボ：百会（ひゃくえ）
- 子どもに効くツボ：合谷（ごうこく）
- 親に効くツボ：太衝（たいしょう）
- 親に効くツボ：労宮（ろうきゅう）
百会（ひゃくえ）
頭のてっぺんにあるツボ。
細かく言うと両耳の一番とがった所を結んで、鼻からまっすぐ上がった交点にあります。
多くの経絡が交わる意味合いがあり、様々な効果が期待できる大切なツボで、頭痛や便秘・下痢にも効果があると言われています。
ツボの周辺をトントンとリズムよく刺激すると子供のイライラや夜泣きを抑えてくれます。
合谷（ごうこく）
手の親指と人差し指の間にあるツボ。
人差し指の骨に沿って手首から指側に向けて軽く押さえていくと、くぼんでいる部分があります。
合谷は手の神経が集まっている場所にある為、沢山あるツボの中でも脳に刺激が入りやすいツボで、風邪の初期症状・頭痛・歯の痛みなどにも効果があると言われています。
手を包み込み外側に広げるように柔らかく刺激してみて下さい
太衝（たいしょう）
足の親指と人差し指の間にあるツボ。
足先から足首に向かって押し込んでいくと鈍い痛みを感じる場所がありそこに太衝があります。
ストレスの多さと痛みの度合いが比例しており、押さえた時の痛みが強ければ強いほど身体や心はストレスが溜まっている状態と言えます。
一番痛みを感じる部分をグッと５秒間ほどゆっくりと押さえゆっくりと離していくと、毛細血管の働きもよくなり自律神経にも良い影響が出てきます。
労宮（ろうきゅう）
手の平の真ん中にあるツボ。
手を握った時に中指の当たる場所にあり、グッと押さえると激痛が走る方もおられるかもしれません。
このツボは精神機能に関わりが強く、ストレスを感じている時はもちろん緊張していたり、落ち込んでいる時にも刺激してあげると心が整っていきます。
反対の親指で広げるようにゆっくり刺激してリラックスしていきましょう。
それでもイライラが気になる時は…
上記のツボを試してもストレスが溜まって上手く発散できない時は、是非一度当院までご相談ください。
当院は小児はり専門鍼灸院として親子のストレスに対して、鍼灸施術で身体を楽にして心にゆとりや余裕を作るお手伝いをさせて頂きます。
事前にお話をお伺いする事も可能ですので、LINEやお問い合わせフォームから希望の方はご連絡下さい。
