【親子で一緒に便秘対策】
このページでは乳幼児や学童期、女性に多い便秘について生活や食事など心掛けたい対策法をご紹介します。
そもそも便秘は病名ではなく明確な定義もありませんが、日本内科学会では「3日以上排便がない状態、または毎日排便があっても残便感がある状態」とされています。
つまり感覚によるものが大きく、便秘の辛さは人それぞれでしょう。割合としては腸の長さや筋肉量の差などから女性に多く、主な原因としては偏食や食べムラ・ストレスや神経興奮・腸の蠕動運動の低下などが挙げられます。
食生活の改善
生活リズムを整える
まずは基本となる食事の改善から始めていきましょう。
食物繊維や乳酸菌は便通を促す効果があるとされていますし、日本人の場合は白米をしっかりと食べると体質的に便の形成につながる様です。
出来る限り決まった時間にトイレに入る事で自律神経の調整にも繋がり、排便の習慣をつける事ができます。
良質な睡眠やゆっくりと入浴することも副交感神経の働きを高めることになりますよ。
最後は簡単な運動からで構いませんので、腹筋を鍛えておくと腸の動きを良くすることに繋がります。
仰向けで寝転んで行う腹式呼吸や体を捻る様な運動がおすすめです。
一度便秘になると排便の辛さや、食欲の低下から悪循環に陥ってしまう場合も多いです。普段と排便のリズムが違うなと気づいた段階で早めに対策をしていきたいですね。
当院では優しい鍼灸施術で便秘の解消や、便秘になりにくい身体づくりのお手伝いを行っています。少しでも身体の異変を感じた時は是非、ご相談ください。