【親子で一緒に使えるツボ「花粉症編」】
このページでは花粉症で辛い時に使えるツボを、親と子でそれぞれ2つずつ合計4つご紹介します。
近年増えてきていると言われる花粉症、薬だけでは中々症状が落ち着かない方もおられるのではないでしょうか?
またお子さんが低年齢の場合、強い薬も使えず対象が難しい場合もありますよね…
そんな時に試してみて欲しいのは東洋医学に基づいたツボ刺激。道具は使わず撫でたり揉んだりするだけでも効果がありますよ。
迎香(げいこう)
中渚(ちゅうしょ)
鼻のきわ窪んだところにあるツボ。
鼻のふくらみの一番高い所のすぐ隣で押さえると、気持ちがいい場所です。
この付近には鼻に関連する神経も多く通っている場所なので、鼻水の量をコントロール出来たり、気持ち悪さの改善に繋がります。
お子さんが眠れない時に、ここを触りながら寝かしつけすると、ぐっすり眠れるようになってきますよ。
手の甲、薬指と小指の間にあるツボツボ。
手のひらを握った時にでてくる関節の真下にあり、骨と骨の間にあります。
このツボは三焦経という経絡に分類されており、自律神経や粘膜に関係が深いとされています。実際の施術では鍼刺激を加える事で、鼻が通ってきたと感想を頂く事が多くあります。
鼻水が多く出ている時に、出ている側のツボを刺激してあげると、粘膜の炎症を落ち着かせる効果がありますよ。
おへその上にあるツボ。
お腹に手を当て、指3本分お臍から上に向かった場所にあります。
天枢は胃腸系の働きをよくする効果もあり、食欲増進や何となく気だるい感じを落ち着ける事にも繋がります。
花粉症の症状の初期や予防として、ホットタオルやお灸を使って温めてあげるのがおススメです。
首の後ろ骨のそばにあるツボ。
胸鎖乳突筋という首の大きな筋肉のすぐ近く、耳の後ろを撫でていった時に指がはまる所にあります。
耳下腺などのリンパ節に近い場所で刺激を与える事で、リンパの流れを良くして肩の痛みやコリを減らす効果もあると言われています。
鼻づまりが続いて、のどのイガイガを感じる時に5秒間ほどゆっくりと押さえてあげると、違和感を減らしくれます。
上記のツボを試しても花粉症の症状が治まらなかったり、そもそもセルフケアの時間を取ることが出来ない場合は是非一度当院までご相談ください。
当院はでは優しい鍼灸施術でお一人お一人の不調の原因を明確にして根本から痛みや疲れが改善する様にサポート致します。
アレルギー反応は身体の疲れがあると、必要以上に働くとも言われていますので、まずは疲れを取り去る所から始めていきましょう。