【子育てパパママのお役立ちツボ「腱鞘炎編」】
このページでは新生児期からお子さんが大きくなるにつれて手首の痛みが出てくる腱鞘炎に対してセルフケアで使えるツボを3つご紹介。
お子さんが産まれてから少しずつ大きくなっていく中で、成長の喜びが増える反面だんだんと抱っこする際の負担も増えていきますよね。
特に2歳になる子どもさんがいるあなた、手首の痛みが出てきていませんか?
それは腱鞘炎の前兆かもしれません…
腱鞘炎:手や指の使い過ぎで腱鞘(筋肉の腱を包んで動きをサポートしているもの)が擦れて炎症を起こしている状態。症状としては手首を特定の方向に曲げると痛みが走ったり何もしていなくてもズキズキする。
陽谿(ようけい)
外関(がいかん)
親指側の手首の付け根にあるツボ。
厳密には手を大きく開いたときに親指の下にある腱と腱に挟まれたくぼみの真ん中にあります。
陽谿の付近には腱鞘に関わる大きな腱が通っており、炎症を落ち着かせることに繋がったり、耳鳴りや目の疲れにも効果があるとされています。
痛みが出ている時に反対の親指でゆっくりと揉みこむと痛みが和らいできますよ。
手首のしわから少し肘側にいった場所にあるツボ。
厳密には手首を手のひら側に曲げた時に出来るしわから肘に向かって、指3本分離れた場所にあります。
外関がある場所には腱鞘に繋がる総指伸筋という筋肉の通り道で、この部分を刺激する事で腱鞘自体に触れることなく緩める事が可能です。自律神経の調整や寝不足にも関わりが深いと言われています。
慢性的な痛みがある際に気持ちのいいぐらいにグッと押し込み、5秒ほどキープしてゆっくり離すようにしてください。
肘から少し手首側に行った場所にあるツボ。
小さく前ならえをした時に出来るしわから肘側に指3本分いったところにあります。小指側ではなく親指側です。
手三里は腕から手首の痛みすべてに効果があるとされているツボで、腱鞘炎に対しても有効。胃腸の調子を整えたり気持ちを前向きにするとも文献には残っています。
鈍い痛みがある部分を3秒間ほどほぐすように刺激しておくと予防にも繋がってきます。
上記のツボを試しても腱鞘炎の痛みが辛く、慢性的になっていたりそもそもセルフケアの時間を取ることが出来ない場合は是非一度当院までご相談ください。
当院はでは優しい鍼灸施術でお一人お一人の不調の原因を明確にして根本から痛みや疲れが改善する様にサポート致します。
痛みや疲れはそのままにすればするほど、改善するまでに時間がかかり辛い期間が伸びていきます。早め早めの対策を取っていきたいですね。