つわり（悪阻）

【つわりでよくあるお悩み】

• 常に吐き気があり吐いてしまう事もある
• 食欲がなく気だるさが強い
• 嗅覚が敏感になり気持ち悪い
• 眠っても眠っても疲れがとれない
• イライラ感が強くしんどい
• 頭痛・腹痛・関節の痛みなどがある

つわりは早い方だと妊娠１ヶ月～２か月の頃から始まり、３ヶ月ぐらいが一番症状が出やすいと言われています。そんなつわりの時期の対処法は大きく分けて3つあります。

1.水分摂取は忘れない：吐き気が強く食欲がない場合も水分だけは摂るようにしましょう。脱水状態になると症状が悪化したり、妊娠中はミネラルが不足しやすいのでスポーツドリンクなどがおススメです。

2.無理をしない：つわりの時期はどれだけ眠っても疲れが取れない事が多々あります。パートナーや家族に身体の状態を伝え、出来る限り横になりましょう。眠たくても眠れない時はふくらはぎのストレッチが有効です。

3.ツボ押しを試してみる：セルフケアの一つとしてツボ押しも効果的です。代表的なものは「内関」「三陰交」「関元」でそれぞれツボの位置をホットタオルや温かい手で温めてあげて下さい。

つわりの症状はそれぞれの妊娠毎に変わるので、症状に合わせたツボやセルフケアの方法を知りたい場合はLINEにてご相談ください。

現在も明確な原因はわかっていませんが、ホルモンバランスや身体の栄養バランスが崩れる事で自律神経が乱れ、様々な症状が出てくると言われています。

つわりの辛さは遺伝する・産まれてくる子の性別によって症状の重さが違うといった噂もありますが科学的根拠はありません。「クーヴァード症候群」という男性がつわりと同じような症状を起こす事は判明していますので、妊娠初期は夫婦でお互いケアしあえるといいかもしれません。

当院では優しい刺激の鍼灸施術を行っており、滅菌加工された使い捨ての鍼を使用するので感染症等の心配もなく、ほとんど痛みもありません。また鍼が苦手な方にはお灸だけの施術や鍼灸自体が怖いという方にはツボ刺激を応用した整体施術などで対応が可能です。

鍼灸施術を行う事で身体のバランスを整える様に導き、自律神経の調整を行います。自律神経が整う事で食べつわりや臭いつわりの症状が落ち着くのはもちろん、お腹の中の赤ちゃんにもお母さんの落ち着きが伝わり良い影響がありますよ。

●お悩み：妊娠初期は大きな症状はなかったが８週頃から食べつわりが始まった。最近は吐き気もあり、常に気だるい。

●解決方法：仰向けになると吐き気が強くなるという事で、横向きでお身体の状態を確認。
末端の冷えが強く、左右の筋肉のバランスが悪くなっていた為お灸と整体術で肩から背中を中心に施術を行いました。

★施術後の感想　
治療を受けている最中から気持ち悪さが減ってきて、その日の晩は久しぶりにおいしくご飯を食べる事が出来ました。出産までお世話になりましたがつわりが落ち着いてからも施術を受けるたびに何となく身体が軽い感覚があったので大変助かりました。

つわりは妊娠初期のものと考えられていますが、出産された方にお話を伺うとその時辛いのはもちろん妊娠後期や出産後も同じような症状が続いていて辛いとお聞きします。

薬や食事だけでは中々対応が難しいつわり。身体と心に寄り添う鍼灸施術が選択肢の一つになると良いなと感じております。

私個人はこれまでに沢山の妊婦さんの施術に当たらせて頂いておりますので、何かしらの形でお力添えが出来ると思います。是非辛いつわりでお困りの方は当院までお越し下さい！