【甘えの種類 それぞれの違い】
このページでは子どもが大きくなる上で重要になってくる「甘え」についてそれぞれの違い、皮膚との関わりについてご紹介します。
成長と共に関わり方が難しくなってくる「甘え」皆さんはどの様に捉えられていますか?子育てをしていると「これは甘やかしになっていないかなあ…」と不安になる事もありますよね。
そもそも甘えの定義としては『人間関係において相手の行為をあてにして振る舞うこと』とされていて、乳幼児が母親に抱くものと言われています。
また実際の生活の中では家族との愛着を基盤として友人や先輩、同僚などの他人と甘えたり甘えられたりしながら対人関係を作っていきますよね。
生きていく上で重要になってくる「甘え」について大まかに3つに分けられます。
甘やかし
まず一つ目は自分が甘えたい時に甘えられ、他人を甘えさせてあげられる関係。
この感覚を子ども時代に経験しておくと自分と他人の甘えをどちらも肯定する事になり、困難に協力して立ち向かっていけるでしょう。
子どもからの「甘えたい」という気持ちをしっかりと受け止め、満たせてあげられると皮膚の境界を上手く作ることが出来、子どもの方から自立に向かっていってくれるようになります。
甘える機会がなく甘えたい欲求だけが残ってしまう関係。
未就学児や学童期に子どもの甘えたい気持ちを時間や環境の影響で受け止まられずにいると、子どもは何とかして関心を引いたり叩かれるという形での皮膚接触を求める様になっていまいます。
1日5分だけでもいいので、一日の終わりにギュッと抱きしめただ話を聞く時間を作ってあげるとそれだけでも甘えの欲求は満たされますよ。
子どもの出来ることまで親がやってしまう関係。
この関係を続けていると子供は自分で考えたり行動する力が伸びず、集団生活や社会生活を行う上で大きな障害にぶつかることになるかもしれません。
特に2.3歳の時期は自分でやりたい欲が大きくなってくるので、手間もかかるしつい手を出したくなるかもしれませんがぐっとこらえて、失敗しても責めず自分でやろうとした気持ちを褒めてあげて下さい。
近年、共働きの夫婦も増え子どもが甘えを内に秘めてしまうことも多々ある様です。そんな時に便利なのが「小児はり」で、施術を受けるとオキシトシの分泌を促す効果があります。
生理学的にいうと、母親が抱きしめた時と同じ効果が得られお子さんの甘えたい欲を満たせて上げる事に繋がります。
当院は小児はり専門鍼灸院として子ども達の気持ちも受けとめながら、すくすく成長できるようにサポートさせて頂けますのでお子さんが最近気を引こうとしていたずらをしたり、下の子が産まれてから普段と様子が違う時は気軽にご相談ください。