【言語発達を促すだっこの仕方】
このページでは抱っこをする時に少しの心がけで子どもの言語発達に繋がる方法について紹介させて頂きます。
抱っこの方法について皆さん意識された事はありますでしょうか?まず母子像から考えてみるとアメリカでは親子が向き合い見つめ合っているものが多いのに対して、日本は親子が同じものを見ている姿が多く残っている様です。
日本人は特に肌の交流を大事にする文化があった為、視線よりも皮膚接触におもきを置いてきたのではないかと思われます。またそういった記録と現代の認知心理学者の実験データを基に言語発達にも繋がる日本人に合った抱っこの仕方は以下になります。
まず最初に意識したいのは後ろからではなく胸と胸を合わせて、心音が赤ちゃんの皮膚に伝わる様にします。
そうする事で赤ちゃんは安心して周りを観察したり成長するための準備が整います。抱っこひもやスリングを使って親の負担も減る様に工夫しておきたいですね。
胸を合わせて抱っこした後は家の中や外、どこでも構いませんので色々なモノに「あれは何かな?」「〇〇ちゃん見てみて♪」と声と一緒に指で赤ちゃんの視線を誘導します。
この時注意したいのは次の工程に移る際に、赤ちゃんが顔ごとそちらを見ている事を確認しましょう。
赤ちゃんの視線が同じものを見たのを確認して、そのモノに対する感想や名前をゆっくりと繰り返し伝えてあげて下さい。
例えば「あの雲ハンバーグみたいだなぁ。お母さんお腹がすいてきちゃった」など感じたままを伝える事から始めて、赤ちゃんがリアクションをするようになってきたらそれを親が真似るのも効果的です。
お子さんが生まれ色々な情報を調べたり聞いたりする中で、言葉の発達で悩む方は多くおられます。もしも言葉がなかなか出なかったり成長に関して悩みがある方は是非一度お問合せ下さい。
当院では子育て心理カウンセラーの資格を活かして、育児や日々の生活に関する相談に乗ることが可能です。お一人で抱え込まず一緒に解決方法を見つけてみませんか?