【しつけで気を付けたい5つの要点】
このページでは3歳後半から子育ての上で重要になってくる「しつけ」について、親が知っておきたい5つの要点をご紹介します。
そもそも躾(しつけ)は自分自身の事や集団生活を行う上でした方がいい事や守るべきルール等、良いことを習慣化させる為に用いるものという点は抑えておきたいですね。
まずは言葉や文字で伝えてイメージしてもらいます。
集中して話を聞いてもらえる様にTVやおもちゃは片付けて目をしっかり見て伝えましょう。
上から目線ではなく同じ立場に立って分かりやすい言葉を使いたいですね。
次は親が正しい方法や行動を実際にやってみせます。この時注意したいのは一つ一つの工程をゆっくりとすること、普段の7倍ぐらいゆっくりとすると子どもが理解しやすいと言われています。
大人は1つ1つの作業に慣れているので流れでやってしまいがちですが、都度手を止めて解説しながら出来ると理想的ですよ。
見てもらった後は「じゃあ次は〇〇ちゃんがやってみよう!」と実際に子どもにしてもらいます。間違えかけたりしても口出しはせず見守ることに徹して下さい。
ただ子どもの方からヘルプが出た時は「手伝うね」と声を掛け主導権は子どもに与えてあげるといいです。
出来たから褒めるのではなくやろうとした行動を褒めてあげて下さい。出来た事を褒めると褒められる為だけにやる様になってしまうので注意!
褒める言葉も出来るだけ具体的に「〇〇しようと頑張ったんだね」等親が見守っていたことが伝わる様な文言を選べるといいですね。
1〜4を繰り返し徐々に上手く出来る様になっていきます。時間はかかりますが子どもを信じて一緒に繰り返してあげて下さい。
人は繰り返し、習慣化していく事でようやく行動や思考が身につきます。またその繰り返しの回数はその子の個性や特性によって変わってくるので辛抱強く心に余裕を持って少しずつ取り組んでいきましょう
しつけをしていく時期になると中々上手くいかなくて親も子供もイライラしてきてしまう事もあるでしょう。親子間やお子さんの友達関係、日常生活の中でのしつけのやり方などに悩まれた時は、是非当院までご相談ください。
当院では子育て心理カウンセラーの資格を活かして、育児や日々の生活に関する相談に乗ることが可能です。お一人で抱え込まず一緒に解決方法を見つけてみませんか?
またカウンセリングだけでなく小児はりを組み合わせて行う事で発達を促す効果があると、皮膚科学等でも注目されていますので選択肢の一つとして候補にいれて頂けると大変うれしく思います。